ヘッドライトの光軸調整方法
光軸調整に関してご説明させて頂きます。
光軸調整とは、ヘッドライトを交換した際などに、ユニット裏側にあるいくつかのボルトを左右に回し、光の高さや左右のばらつきを調整することです。
ヘッドライトを交換するときや、車検の時などに調整をします。
当店がベースの純正ヘッドライトを仕入れた際にもかなり頻繁にあるのですが、光軸調整不良の原因で一番多いのがこれです。
リフレクターにボルトを受けるプラスチックのキャッチが付いているのですが、ボルトを回しすぎるとこれが外れてしまいます。
一度外れてしまうと直すのには技術が必要で、当店のような専門店でないと基本的には厳しくなってしまいます。
しかも外れる際に壊れた様な音が出る、あるいは手応えのようなものがあるならわかりやすいのですが、この部分は何の前触れも音もなくサクッと外れます。
なので、光軸調整不良の9割方がこれが原因なんですが、何が起こっているのかまったくわかっておられない場合がほとんどなんです。
また最近では、純正HIDのバラストの先端をロービーム裏まで持って行く際に、リフレクターを動かす事が多いかと思いますが、この時はリフレクターに猛烈に負荷がかかりますので、特に注意が必要です。
オークションで業者風?の個人の方から商品をご購入されてしまったお客様から、「光軸が動かないよ~」ということでお電話を頂くことがままございますが、当店の商品をお買い上げ頂いている場合には、お取り付け時のご注意点などを記載した説明書を同梱しておりますので、お読み頂ければ光軸調整の際にもご安心頂けるかと思います。
ヘッドライトを交換したときなど、光軸調整をされる際のご参考にして頂ければ幸いです。